フランス首相
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4月28日にフィリップ首相が国民議会において5月11日以降の制限解除等について次のようなスピーチを行いました。

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現状としては、4月14日以降、新型コロナウィルス感染症による入院者数は減少、重症患者数も4月8日以降減少しています。フランス政府の当初の予定通り、5月11日から制限の解除を徐々に進めていきますが、もし状況が悪化すればこの限りではありません。

さらに、ワクチン開発や集団免疫が形成されるまで、フランスはウィルスと共に暮らしていかなければなりません。したがって今まで通り、社会的距離や手洗いなどを徹底、もし第2波が確認されたら再度外出制限を行うことになるということです。

5月11日以降の主な新型コロナウィルス対策

5月11日以降に予定している、主な新型コロナウィルス対策は以下の通りです。

マスク
●医療用マスクを20週間分備蓄しているが、国内生産を5倍に増産、医療従事者をに優先的にマスクを供給する予定。現在、毎週1億マイのマスクと2000万枚の布マスクを生産可能、したがって着用が義務になる5月11日までには十分に供給される予定です。

検査
●5月11日移行、1週間に70万件の検査を実施、国民健康保険で100%カバーします。

隔離
●陽性者が発見されたら隔離し、陽性者と接触があったら検査、隔離します。

学校
●保育園は10人以下、医療従事者の子供を優先します。
●小学校から再開、中学校低学年から高学年と順次再開します。
●高校の再開は5月末に6月2日から再開できるかどうか検討します。
生徒は学校でマスク着用
●1クラス最大15人まで。
●登校するかどうかは強制ではありません。

企業
6月2日までテレワークを継続。
●テレワークが不可能なら、シフト制にして公共交通機関の混雑を緩和させます。
部分的失業制度は6月1日まで延長

商業施設
小売店は再開
●カフェ、レストラン、バー、大型ショッピングモールは変わらず閉鎖。
●市場は、地方自治体の判断により5月11日から再開可能です。
●マスク着用をすすめる。

交通
地方間の移動は特段の理由以外は禁止、移動の場合は許可書携帯です。
●パリのメトロは70%再開予定です。
●公共交通機関を利用する際は、必ずマスク着用

文化 スポーツ
●コンタクトスポーツは禁止。
●宗教儀式は6月2日まで禁止。
10人以上の集まり禁止
●図書館や地方の小規模美術館は再開。
大規模美術館、映画館や劇場閉鎖
●市役所の結婚式は5月11日以降も再開されません

いずれも5月末に今後の見直しを図ります。

参照“We have to live with the virus” says France’sPM(France 24)

まとめ

4月1日から厳しい外出制限を行ってきたフランス政府ですが、やっと制限緩和を始めたようです。日々引きこもりでストレスが溜まっているので、ホットしたと思います。でもこれが小休止で第2波が来るのか、それとも終息に向かうのかじっくり見守りたいです。