ポマール
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ブルゴーニュワインのラベルは、おしゃれで個性的なデザインなものが多いので、「ジャケ買い」する人もいるほどです。私も気に入ったラベルのワインはツイツイ買ってしまいます。

ラベルは、ワインのプロフィールを魅力的なデザインで私たちに伝える役割を果たしてます。つまり、ラベルの読み方が分かれば、誰が、どこで、いつ、どうやって作ったワインなのかが簡単にわかるというもの。読み方はコツが分かればカンタンですから一緒にみていきましょう。

ラベルはワインのプロフィール

ラベルには、ブドウ収穫したのはいつか、どこで、誰が、どうやって作ったのかが書かれています。

ブルゴーニュ地方のワインは、一般に地区名→村名→畑名→区画名と生産者名が表記されています。たとえばこのような表示になります。

ティボー・リジェ・ベレール

格付けのプルミエ・クリュやグラン・クリュは表記されていることが多いですが、 地域名クラスの格付けだと ブルゴーニュ(Bourgogne)とヴィンテージ(2017など)だけがあります。

モノポール(monopole)ワインのラベル

ブルゴーニュ地方では、一般に複数の生産者が一つの畑をそれぞれ所有してブドウの栽培から醸造を行っています。 ブドウ畑がどのように所有され、格付けされているのかはこちらをどうぞ

一方でモノポール(monopole)と呼ばれる畑もたくさんあります。これは、一つの生産者が一つの畑を所有、ブドウ栽培からワイン醸造までを一貫して作られている畑という意味。モノポールは、土壌、日当たり、風向きなど良質なブドウを栽培する条件をほぼ満たしているところです。

たとえば、ロマネ・コンティ、ニュイ・サン・ジョルジュ、ポマール、ヴォーヌ・ロマネなどキラボシのごとく素晴らしいワインがモノポールで作られ、世界中のワイン愛好家を魅了しています。

たとえば、ニュイ・サン・ジョルジュの1級のワインは、モノポールの畑で栽培されたブドウから造られたことがこのラベルからわかります。

モノポール ワインラベル

生産者名:ドメーヌ・ド・ラルロ(DOMAINE DE L’ARLOT)
:ニュイ・サン・ジョルジュ村(NUITS SAINT GEORGES)
等級:1級(1er CRU)
畑の区画:クロ・デ・フォレ・サン・ジョルジュ(CLOS DES FORETS SAINT GEORGES)
ヴィンテージ:2017年
モノポール(MONOPOLE)

 

ラベルの下にモノポールとあるので、ドメーヌ・ド・ラルロが単独で所有する畑で生産したワインということで、一度は飲んでみたいですよね。

さて、モノポールでワインを造るには、どんなメリットやデメリットがあるのでしょうか。ブルゴーニュワインの中でも超有名ワインがそういった畑で生まれるのですから気になりますよね。

モノポールワインのメリットとデメリット

モノポールワインのメリットとデメリットを分けて考えてみました。

モノポールのメリット

もともとワインは、生産者のワインへの哲学や独自の醸造方法によって香りや味わいが異なる面白い飲み物。
モノポールであるメリットを考えると
・品質の維持と管理ができる
・A畑の生産者=Aワインの図式化
・ワインの名前と品質の一致で消費者にアピールしやすい

デメリットというと、次の2つ!

モノポールのデメリット

・生産量が少ないため価格が高額になる
・生産者の考えや醸造方法が変わると品質に影響する

高い品質のワインを維持するために、生産量を限定するので高額。たとえ高額であっても品質が優れているので、ワインコレクターも含めてワイン好きにはたまらない、とブランドマーケティングがしっかりできているに感心しました。

下記はニュイ・サン・ジョルジュ村のモノポール畑の地図です。ドメーヌ・ド・ラルロの畑はオレンジの矢印のところ。周囲は超有名なワインが造られるブドウ畑ばかりですが、それだけ土壌、風向きや日当たりなどのブドウ栽培条件にも優れているということですね。

clos des forets
degustateurs.pro

まとめ

ラベルの見方はなかなか難しいかもしれませんが、もし気に入ったワインを見つけたら、ラベルも観察してみてみましょう。ブルゴーニュワインに興味を持つきっかけになればうれしいです。

私はモノポールワインがとっても気になりました。