ブルゴーニュワイン
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ブルゴーニュワインはワインの王様と呼ばれ、世界中のワイン愛好家から愛されています。果たして、どんな魅力があるのか、この記事で3つの魅力に迫ります!

合わせて、夫ソムリエが選んだ、初めての人でも飲みやすくてお得ワインを4本紹介していきますね。

では、いってみましょう♪

1.ワイン造りにピッタリのブルゴーニュ地方の気候と土壌

ブルゴーニュ地方の気候は、フランスの東側にあり、スイスに近く山が連なります。内陸地方特有の夏と冬の寒暖差が大きく、年間雨量は少なく乾燥しがちです。年間を通して昼夜の気温差があるのも特徴で、ブドウ栽培に適しています。

ブルゴーニュ地方の平均気温と降水量のグラフです。

ブルゴーニュ地方年間気温

年間平均気温10.5℃、降水量は約640mm。冬と夏の気温差の大きいことがわかりますね。

またこの地方の地形が、なだらかな丘陵地帯が南北に伸びていることも見逃せません。これによって気温や日の当たり方など場所によって異なり、ブドウの栽培に大きく影響してくるのです。

さらにブルゴーニュ地方の土壌は、主に泥灰土と石灰岩で構成され、土地によって少しずつ成分の異なる地層が重なっています。全体として土壌に水を蓄えておく保水性と水はけの良い性質があります。

ブルゴーニュ土壌
http://www.bourgogne-wines.jp

こういった気候、地形や土壌の特徴から、他の生産地には見られないほど質の高い個性的なワインが醸造されるのが、まさにワインの王様と呼ばれるゆえんです。

2.ブルゴーニュワインは単一品種

ボルドーワインは、複数のブドウ品種をまぜて造られますが、ブルゴーニュワインの場合は、単一品種、つまり1種類のブドウからワインができます。

赤ワインのブドウ品種はピノ・ノワール。このワインの特徴は、果実、スパイスやミネラルなど複雑な香り、ふくよかな果実味と酸味バランスのよい味わい。飲んだ後の口中に広がる長い余韻も心地良いです。有名なワインに、ロマネ・コンティ、モントラッシュなどがあります。

一方、白ワインのブドウ品種はシャルドネ。豊かな果実の香り、すっきりとした酸味が特徴です。この地方で世界的に有名な白ワインといえば、シャブリですね。酸味の中にミネラル感のある品質の高いワインでとても人気があります。

もちろん、他の品種を使ったワインもありますが、ブルゴーニュワインの生産量の8割はこの2種類のブドウ品種で占められています。

ブルゴーニュワインの美味しさのヒミツはピノ・ノワールとシャルドネにあります

ブルゴーニュワインの品種について分かったところで、次は有名な産地を見てみましょう。

3.個性あふれる有名な6つの産地

ブルゴーニュ地方には個性あふれる有名な6つの地区がありますが、それぞれどんな特徴があるのでしょうか。

ブルゴーニュワイン地区
https;//terroirs-france.com

シャブリ(Chabris)地区:ブルゴーニュの中で最北にあり、その他の地区よりも北西、パリ寄りの土地に位置しています。「シャブリには牡蠣」とワイン好きな人なら一度は聞いたことがあるでしょう。酸味のきいた辛口白ワインの産地として有名です。

コート・ド・ニュイ(Côte de Nuits)地区: ボルドーならメドック地区に相当する、ブルゴーニュワインの心臓部ともいえる地域。

ブドウ畑の広さは、長さ約20km、幅約数100mと小さいですが、 石の多い石灰質と泥炭な土壌、さらに十分な日照時間と赤ワインの品種ピノ・ノワールを栽培するには最適な自然環境です。

グラン・クリュ(Grand Cru)が24あり、プルミエ・クリュ(Premier Cru)も多くあり、 ベリー類が強い香り、熟成すればするほど深い味わい銘醸赤ワイン、たとえばロマネ・コンティ、シャンベルタン、ミュジニーなど最高峰の赤ワインを醸造しています。 

ドメーヌ ブシャール

 

コート・ド・ボーヌ(Côte de Beaune) 地区:ボーヌは、昔からワイン取引業者やその倉庫、ワインショップやワインバーが立ち並ぶワインの街。 世界遺産である中世の歴史建築物ホスピス・ド・ボーヌを訪れると、ブルゴーニュワインの歴史を知ることができます。

白ワインの最高峰、シャルマーニュ、モンラッシェ、ムルソーの生産地として有名です。

コート・シャロネー(Côte Chalonnaise)地区:コート・ドールと土壌が似ていることから、良質なワインを生産しています。

コート・シャロネーズ
http://www.lescavesduvieuxpressoir.com/

マコネ(Mâconnais)地区:ブルゴーニュ地方の南部。主にフルーティな香りを楽しめる白ワインが造られています。

最も有名な白ワイン、プイィ・フュイッセは 熟成すると、爽やかなアカシアの花、ハチミツと熟した果実の甘い香り。バランスの取れた酸味は口当たり良く、素直な美味しさが口の中で長く続く逸品です。

ボジョレー(Beaujolais)地区:日本で大人気のボジョレー・ヌーボーが造られている地域。ブドウ品種ガメイ。フルーティでカジュアルなタイプのワインが造られています。

ボジョレー
https://www.estrepublicain.fr/

この地区で、2019年ボジョレー・ヌーヴォーのコンサートを知らせるポスターです。新酒をお祝いするパーティーはどこでも楽しそう♬

ソムリエが選んだ、初めてでも美味しいブルゴーニュワイン4選

実際に夫が飲んでみた、たくさんのブルゴーニュワインから赤と白を2本ずつ、飲みやすくてお財布にも優しいものを選んでみました。

澄んだルビー色と口当たりの良い赤ワイン

清澄なルビー色、チェリーやシナモンの優しい香りを楽しめます。軽くて口当たりがよく飲みやすいです。飲み込んだ後にスパイシーな香りがほんのりと口の中に残り、「あれ?」と何とも不思議な感じがするでしょう。

ワイナリーは、ブルゴーニュの大御所ワイナリー、ドメーヌ・ルフレーヴ。コート・ドール地区で最大のグラン・クリュ畑を所有、素晴らしいワインを造り続けています。

合わせる料理は、意外にも魚の煮つけがおすすめ。煮つけの濃い味付けに、後口のスパイシーな香りがとっても合うんですよ。

澄んだルビー色。グラスを近づけるとチェリーやストロベリーの甘酸っぱい香りから、オークの香りへとゆっくり変わっていきます。ひと口含むと酸味が柔らかいので、ブルゴーニュワインが初めての人にも飲みやすいです。コスパも良いのでホームパーティーやワイン好きな人におすすめ。

ワイナリーは、ボジョレー地区で創業150年を超えるモメンサン社。質の高いブドウを栽培しています。

このワインを鰹のたたきと合わせるとどうでしょう。お醤油にほんの少しワインを垂らしていただくのがコツですよ。もちろん、前菜やサラダなど軽い食事とも楽しめます。

柑橘系の香りスッキリとした酸味の辛口白ワイン

淡い黄金とグリーンの色調。グラスを近づけると柑橘系のジャムや爽やかなユリの香りが印象的です。果実味と酸味のバランスのとれた柔らかい口当たりを楽しめます。

合わせる料理は、揚げ出し豆腐や夏野菜の揚げびたしにピッタリ!ぜひ試してみてくださいね。

光沢のある淡い黄の色調。柑橘系の果物や白い花の香りを楽しめます。フルーティでスッキリした酸味がとても飲みやすいです。

ワイナリーのディディエ・モンショヴェは、ブルゴーニュ地方でルフレーヴなどと一緒にビオディナミでのブドウ栽培を始めた草分けの一人。良質なブドウ栽培で品質の高いワインを造っています。

まとめ

ブルゴーニュワインは、ワインの王様と呼ばれるほど、世界中のワイン好きの皆さんを魅了しています。その秘密は、ブルゴーニュ地方の大陸性気候とワイン栽培に優れた土壌にあります。

ブルゴーニュワインは、1本数百万円するほど高価なものから、日常ワインとして楽しめるものまで幅広く揃っています。気に入ったワインを見つけたら、ぜひ教えてくださいね。