
こんにちは、マダムソムリエです。
友人が「来週日本に帰るのだけど、おみやげ何がいいと思う?お菓子じゃないものがいいんだけど」と言うので、いつものスーパー(モノプリ/MONOPRIX)でチーズを選びました。真空パックされているので、選びやすいです。
セミ・ハードやハード系チーズがおススメ
フランスからのお土産ならセミ・ハードやハード系のチーズがおススメ。その理由は、ナチュラルチーズの中でも保存性が高く持ち運びも便利だからです。
白カビや青カビタイプのチーズは、チーズ全体が柔らかくチーズ特有のにおいがあるので、真空パックのうえに保冷剤を入れたジップロックでと手間がかかりそう。
セミ・ハードやハード系のチーズは、ゆっくり熟成が進むので食べごろが長く続きます。
そのまま食べても、サンドイッチに入れたり料理に使ったりと応用範囲が広く、チーズ特有のにおいも余りないので、お土産としてよいのではないかと思いました。
セミ・ハードタイプのチーズ
セミ・ハードタイプのチーズは、比較的硬いチーズで製造過程で水分を38-46%に少なくしています。熟成期間は3-6ヶ月のものが多いです。その中からミモレット(Mimolette)を選びました。友人宅でとても美味しかったのを覚えてます。
濃いオレンジ色のチーズは、オランダ産「エダム」チーズを思い出します。
フランス北部にあるフランドル地方が産地です。熟成は6ヶ月なので、弾力があります。
よくかむとほのかな甘みがあります。サイコロ状に切ってサラダに入れたら色鮮やかできれい。パンにはさんでもそのままでも美味しいです。
ハードタイプのチーズ
セミ・ハードタイプのチーズよりもさらに水分を少なく38%以下にしています。熟成期間が6~10ヵ月とじっくりと寝かせるので、非常に硬質で、濃厚な味わいになります。食べごろは製造から6~8ヵ月、長いもので1年ぐらいです。
ハードタイプのチーズにコンテ(comté)はどうでしょう。お土産の相手を選びません♪
だって、フランスでの生産量と人気ともに1位なんですから^^
フランス東部のスイス国境に近いコンテ地方で作られています。4-6ヶ月熟成した若いタイプのものが、一番食べられています。クセがなくて舌触りがツルツル、甘みとナッツ風味が楽しめます。そのままでも、もちろん美味しいですが、コンテをチーズおろしで削ると、コクのある粉チーズができます。
きっとお土産に喜ばれるハズ、と祈ってますが・・