こんにちは、マダムソムリエです。
今年2月、ビジタービザを更新するためにパリの警察署のウェブサイトで予約しました。警察署?って不思議に思うでしょう?私もそうでした。
一般的にビザの登録は移民局の担当ですが、更新は住所のある地域の警察署の担当になるからです。
また予約する理由は、各自が必要書類を集めて決められた日に持参して提出するためです。
書類がそろっていれば数日後に、更新されたビザを取りに行きます。もし書類に不備があれば指定された日に再度警察にいくことになります。
ビジタービザ更新のための予約の方法
私はパリ住まいなので Préfecture de Policeのウェブサイトで予約を取ります。

ずらずらといろいろな種類のビザのリストがでてきますが、同じページの右下あたりに予約するところがあります。

ビジタービザの更新予約のところをクリックすると下のような画面になります。ビジタービザの番号が見にくいですね。
Valider(確認)を押すと、予約日と時間と予約番号の画面になります。そして画面の上のほうにIMPRIMER(印刷)とあるので必ず印刷します。予約の詳細と一緒に持参するべき書類のリストが印刷されます。
予約書はCONVOCATION(召喚状)というタイトルです。これは当日、絶対に必要です。
予約書を印刷しなかったために問題発生
なぜかプリンターの調子が悪くて印刷できず、詳細をメモだけにしておいて「まだ4ヶ月も時間があるから大丈夫」と放置してしまった!
これがあとで大変なことにーーー。珍しく夫からもお小言をいただきました^^
予約日前日にお問い合わせセンターに電話して、メモしておいた予約の詳細と予約番号を伝えて、念のため、予約の確認をしました。なんかヘンな予感がしたのです。
私:CONVOCATIONが印刷できなかったけど大丈夫ですよね
担当マダム:マダム、それは無理です。CONVOCATIONがないと予約は無効です
私:印刷できなかったんですけど・・
担当マダム:マダム、どうして4ヶ月も放っておいたのですか?どうしてすぐに電話してこなかったのですか?
とまるで彼女の口調は母親が子どもを叱る口調で、私の頭は真っ白。ヤバイ、マズイ!!!
ちょっと待ちなさい、と言われ数分待つと、まるで神様のような返事をもらいました。
担当マダム:書類を印刷して届けるから30分したらココにとりにいきなさい。あなたの自宅から
メトロで3駅だから行けるでしょう?
私はメルシーボクーの連発。紙一重助かりました。なので絶対にCONVOCATIONは印刷しましょう。
ビジタービザ更新に必要な書類リスト
ビジタービザ更新に必要な書類リスト です。(それぞれオリジナル&コピー1部ずつ必要)(2016年現在)
・パスポート&登録時のビジタービザ |
・証明写真3枚 |
・移民局で行った健康診断書とX線検査の診断書 |
・戸籍謄本(フランス語訳)→日本でのフランス大使館に提出したもののコピー |
・現住所を証明するもの(電力会社EDFの請求書が一般的) |
・1年間の海外健康保険契約書 |
・所得税納税書 |
・自分名義の銀行残高証明書 (1年分の生活費として15,000ユーロくらい) |
・夫の直近3ヶ月の給与明細書 |
・婚姻証明書(夫が私を妻として扶養する)フォーマットあり |
・フランスでは就労しない旨の誓約書→日本でのフランス大使館に提出したものに日付変更で提出 |
上記のリストは2016年現在です。ビザ更新の必要書類は予告なく変更になることがありますので、準備の段階でよく確認しましょう。
すべての書類にコピーが1部ずつ必要です。結果、厚い書類の束になります。オリジナルはその場で返却してくれます。
無事書類がOKになれば、更新されたビザを取りに来る日と更新費用を書いた紙を渡されます。
更新費用は収入印紙で払いますが、これは近所のタバコ屋さんで売ってます
【追記】収入印紙はウェブサイトで購入することになりました。詳しくはコチラをクリックしてください。
ビジタービザを更新しても、また8ヶ月したら2回目の更新を予約します。忘れないようにしなくては。
“フランス、ビジタービザ更新手続きをしました!” への1件のフィードバック