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パリピカソ美術館

こんにちは、マダムソムリエです。

有名な美術館に行くと展示されている作品と言えば、パブロ・ピカソの作品ではないでしょうか。ピカソは天才画家として有名ですが、その生涯に10万点以上もの油絵、デッサン、彫刻などを制作した常人では考えられないパワーの人。一度はまとめてピカソの作品を鑑賞してみようと、国立ピカソ美術館で代表作の数々を見て、やっぱりピカソは天才で奇才だと思いました。

現在開催中の展覧会 カルダーとピカソのユニークな展覧会8月25日まで

国立ピカソ美術館は旧貴族の館

国立ピカソ美術館のあるマレ地区は、古くは大修道院の沼(マレ)があったことに由来します。 14世紀に国王シャルル5世が、ここマレ地区のサン・ポール館に移り住み、それ以降、 王宮地区として18世紀初頭まで栄えました。

ピカソ美術館は「サレ館」と呼ばれる旧貴族の館で、ルイ14世の時代1659年に、 塩税徴収官ピエール・オーベールが3年を費やして建てました。私服を肥やした徴収官に 「オテル・サレ(塩の館)」と皮肉をこめて呼ばれた館は、ヴェルサイユ宮殿を手掛けた職人による彫刻装飾など、 当時の建築芸術の粋をつくした美しい邸宅なので、建築にも見所がたくさんあります。

国立ピカソ美術館に5,000点収蔵

多作だったピカソの作品がこの美術館に約5,000点収蔵されています。これは、ピカソの遺族がフランスに相続税として寄贈した作品が中心になっています。

作品は青の時代からシュールレアリズム時代まで、ピカソの時代背景順に展示されているので、彼の芸術家としての歩みを知ることができるのでとても貴重な美術館だと思います。展示作品はその数も種類(絵画、ドローイング、彫刻、陶芸など)も多く圧倒されますが、その中で少しだけご紹介いたしますね。

 

パリピカソ美術館
Portrait(1901年)

ピカソ、20歳のころの「自画像」ですが、。親友のカサヘマスの自殺で大きなショックを受けたピカソは、「青」を使って絵を描き始めます。ピカソの「青の時代」と言われますが、その時代最後の作品「人生」には、カサヘマスと思われる人物が描かれています。

パリピカソ美術館
La Célestine(1904年)

青の時代の代表作「ラ・セレスティーナ」。セレスティーナは15世紀末、スペインで売春宿を営み色仕掛けで男から金を巻き上げた伝説的な美女でした。ピカソは右目の潰れた、でも芯が強そうな老婆のセレスティーナを描きました。

パリピカソ美術館

キュビズム時代の面白い作品。フォルムといい、色使いといいピカソらしい作品だと思いました。

パリピカソ美術館
Visage aux deux profils(1930)

布、重ねた厚紙に二つの横顔を描き、その上を薄く砂を着けた面白い作品。ピカソのアイデアを生み出すパワーは底なしだと思いました。

パリピカソ美術館
Le fou(1905年)

ピカソは絵画やドローイングが有名ですが、彫刻にもたくさんの代表作があります。ってかありすぎです!

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パリピカソ美術館
Tête de femme(Fernande)

彫刻家も真っ青になるほどの力量、個性、力強さを感じます。並んで展示されるとそれぞれのデフォルメ感がすごい!個人的には彫刻の方が好きです。なぜってかわいらしいから♪

パリピカソ美術館

妊婦さんをモデルにしたブロンズ像。おなかのふくらみはもちろんですが、お母さんになる人の豊かな胸、ピカソの母性愛を感じました。

パリピカソ美術館
Petite fille sautant à la corde

アフリカ美術に傾倒した時期があったピカソは、そこから着想を得てユニークな作品を作りました。この作品では少女の胴体に編んだ籠を使っています。縄跳びをしているような動きを感じます。

パリピカソ美術館

鳥をモチーフにした愉快な作品。ピカソの引き出しの多さには驚くばかりです。

他にも、クスッと笑ってしまうような遊び心満載の作品を見ると、ピカソってホント物づくりが好きだったんだなあと感心しきり。

さて、ピカソの作品鑑賞のあとは、2階のテラスのカフェ(Le cafe sur le Toit)で一休み。お天気が良ければマレ地区の景色を見ながら、セルフサービスでケーキのモンブランで有名なアンジェリーナのスイーツや軽食を楽しむことができます。

パリピカソ美術館カフェ
by 4travel.jp
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国立ピカソ美術館の基本情報

国立ピカソ美術館は、セレクトショップや人気のあるカフェやレストランが集まるマレ地区にあります。中でもSaint-Paul(サン・ポール)周辺は街歩きも楽しい場所です。

5 Rue de Thorigny, 75003 Paris

 

国立ピカソ美術館(英語)
・住所:5 Rue de Thorigny, 75003 Paris
・開館時間:10:30-18:00(火曜日から金曜日)、9:30~18:00(土・日・祝日)
・休館日:月曜日、1月1日、5月1日、12月25日
・入館料:14ユーロ、11ユーロ(26歳以下、身分証明書を持参)
    インターネットで購入すると入場時間を予約できるが入館料プラス1€
・オーディオガイド:レンタル料5€ (フランス語、英語とスペイン語に対応)
・毎月第1日曜日は無料
・パリミュージアムパス(Paris Museum Pass)利用可能
・地下鉄最寄り駅:M①Saint-Paurl M⑧Saint-Sébastien-Froissant, Chemin Vert
・レストラン:Le cafe sur le Toit(建物入口から入って右側、ミュージアムショップの横奥にある螺旋階段を上がった2階にセルフスタイルのカフェがあります。テラス席あり。パリの景色も楽しめます

まとめ

ピカソはキュビズムのほか、さまざまに作風を変化させながら、どの時代にも優れた作品を残し、20世紀の美術界を牽引し続けました。亡くなった後も、彼が生み出した作品たちの独創性は消えることはありませんし、ピカソは天才であり奇才でもあったと私は思いました。

国立ピカソ美術館は収蔵数が多いので、いつ訪れても毎回、表情の異なるピカソの作品を見ることができるのでとても面白いところです!一度訪れてみることをおススメします。