フランスの牛乳
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こんにちは、マダムソムリエです。

パリのスーパーマーケットに始めて買い物に行ったときに、驚いたことはたくさんありました。種類豊富な乳製品は予想以上でした。さすが、酪農大国、フランス!

中でも牛乳!なんと常温のミネラルウォーターのとなりに平積みになっているのです。


全力で、常温保存してます。

日本では冷蔵ケースに中で売られているのに・・・。フランスの牛乳は常温で数ヶ月保存されるのが一般的。

日本では必ず冷蔵庫に牛乳をいれて、保存期間もたいだい1週間と短い。なので、飲みきれなくて捨ててしまうこともありました。なぜフランスでは牛乳を常温保存しているのか不思議です。

牛乳を常温保存する理由

フランスの牛乳が常温保存される理由は、日本とは異なった殺菌温度の違いにあります。

日本の牛乳は120~130度の超高温で2秒間だけ殺菌する超高温殺菌方法で殺菌されています。一方、フランスでは牛乳を130~150度の超高温に1-3秒間で滅菌するUHT滅菌法で生産しています

この超高温でなら牛乳の中で生息しているだろう細菌をほぼ死滅させることができるので、密閉を条件に常温での長期保存が可能になるのです。また牛乳の容器は、日本のように紙パックではなくボトルタイプ。賞味期限は3か月です。

UHT以外の殺菌方法、つまりUHTより低い温度で殺菌したした牛乳は冷蔵ケースで、透明のボトルに入って保存されています。賞味期限は1週間。

脂肪率をキャップの色で区別

脂肪率をボトルのキャップの色で区別しています。フランス人は、パンにバターをたっぷり塗ったり、バターたっぷりのクロワッサンが大好きなのに、もし牛乳の脂肪率が気になるのなら面白い。

赤いキャップ(Lait entier) : 全脂乳、乳脂肪分3.6%以上
青いキャップ (Lait demi-écréme) : 低脂肪乳、乳脂脂肪1.5-1.8%
緑のキャップ(Lait écréme) : 脱脂乳、乳脂肪分0.5%以下

 

一般家庭の8割は、青いキャップの牛乳を選ぶそうです。私の好みは赤いキャップ。クリームスープを作るときによく使います。生クリームだと味が濃く感じるから。

まとめ

日本の牛乳でも、UHT殺菌法でロングライフ牛乳(LL牛乳)を製造していますが、ほとんどが製菓の場面で使われるなど業務用で、一般家庭用として見かけることは少ないでしょう。

牛乳の味は日本もフランスも私にはあまり変わらないように思いますが、フランスに遊びにきたら、ぜひ牛乳の味も確かめてみてくださいね。