
こんにちは、マダムソムリエです。
パリの冬は寒くて、日本の温泉が恋しくなります。
フランスでは、毎晩湯船にお湯をためてゆっくりお風呂でリラックス~
なんてかなりゼイタク。
寒い日でも、たいていはシャワーだけ、もちろん毎日シャワーを
浴びない人も多いです。
その理由は、毎日お風呂やシャワーの習慣がないのと、アパートの大半は
タンクにお湯をためているので、使えるお湯は限られているのです。
シャンプーしているのにお水に変わっちゃうなんてひどい時もあります。
ゆっくりお風呂に浸かりたい、温泉行きたい、と思っていたときに、
フランス語クラスの友人に薦められて、彼女と一緒に
はじめてハマムに水着(ビキニ)とお水を持参で行って見ました。
ハマムって何?
ハマムは、日本の「銭湯」のようなもので、イスラム圏では
庶民の社交の場だそう。
ハマムでくつろいだり、おしゃべりしたり何時間でもすごすらしいです。
ハマムとは蒸し風呂のことで、日本のミストサウナのようなものですが、
サウナと垢すり、マッサージが受けられます。
パリには中東からの移民の人たちが多いので、ハマムがあちこちにあります。
エステコースもある高級ハマムからサウナだけの庶民派までいろいろあります。
また、サウナの利用できる日を男女別々に分けているところ、
女性のみ利用できるところ、男女一緒の日に利用できるなど
に分けているハマムもあり、イスラム圏の文化を感じます。
ところで、いくら友人と一緒とは言え、ハマム体験はドキドキで、
とにかく清潔なハマムね、とリクエストを出しました。
ハマムパチャ(HAMMAM PACHA)がおススメ
◎営業時間:11:00-19:00(月-水)/11:00-22:00(木金)/10:00-19:00(土日) お休み:祭日
◎地下鉄:10&13番線 Duroc駅下車/12番線 Falguiere駅下車
ハマムパチャ(HAMMAM PACHA)は、ハマム初心者の人に特におススメ!
場所は6区で、地下鉄の駅から近いので便利で安全なところにあり、清潔なので、
パリへ旅行にきた方たちにもおススメできるハマムだとおもいます。

さて、受付でハマム初体験な私は、ビューティー(Beauté)コースを選択。
このコースを選んだ理由は、キャンペーン中だった(今もやってます!)ことと
食事が1食分ついていることでした。
受付の後ろがレストランだったので、クスクス料理を食べてみたかった!
で、全部で90ユーロと奮発しました^^
・入場料:バスロープ、タオル、スリッパ付
・ゴマージュ(垢すりサービス)
・サボンノワール(黒いクリームソープ)
・垢すりグローブ
・マッサージ15分
・1回分の食事
全部で多分3時間くらいかかるそう。ドキドキしてロッカールームへ
入ったそうそうにオリエンタルな感じ。清潔でした。
持参した水着に着替えて奥の部屋へ進むとこんな風になっていました。

まずはシャワーを浴びてから真ん中の大理石の台でゴロン。床暖房のようになっていてジンワリ暖かい。
写真左側にぬるめのジャグジーがあり、ここと床暖房の大理石の上を往復。その後、大理石の
蒸し風呂(ミストサウナ)でしばらくすると、汗が出てきます。
そのころになると、名前が呼ばれて、若い女性に垢すりをしてもらいます。

床暖房の大理石の小部屋で韓国式垢すりより優しくパリ移住1年半の垢を落す。
えーこんなに??って感じでした。
そのあと、ジャグジー→床暖房の大理石の上でゴロゴロ→サウナを
1往復していたらマッサージに呼ばれて、バラの香りのオイルマッサージを
15分受けました。まさにリラックス~~~
シャワーを浴びて床暖房の大理石の上でしばらくボーっと。
着替えて、レストランに行くと、トルコに行ったような雰囲気が良いですね。
3時間もハマムにいたのですっかりお腹がすいて、せっかくの野菜たっぷりクスクスを
夢中で食べたので写真を撮るのを忘れてました。ガラスの器に入ったクスクスを
野菜の煮込みと混ぜていただきます。クミンの風味が効いてとても美味しかったです。
本来はこのようなお料理でした^^

まとめ
女性専用で予約なしでOKなので、気軽に行けるハマムとして
おススメです。
ハマム入場料35ユーロでバスロープとタオル、サンダル付なので
ゴマージュ(垢すり)やマッサージなしで、サウナを楽しむだけなら
お得だとおもいます。
ハマム内で飲むお水とシャンプーなどを持参すれば
日本の温泉やお風呂屋さんと同じ感覚で利用できるでしょう。
ただし水着(ビキニ)は必ず持参してくださいね。
パリでゆっくり時間を過ごしたいときにはハマム体験で
イスラム文化を味わうのもよいとおもいます。