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こんにちは、マダムソムリエです。

先日、この秋一番人気の美術展MoMA(ニューヨーク近代美術館)の企画展 をルイ・ヴィトン財団美術館で見てきました。

パリの中心から少し離れたヴァンセーヌの森の中にある、現代アート専門の美術館です。

企画展はもちろんのこと、常設展もユニークで面白いので、ぜひご紹介したいと思います。

 

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ルイ・ヴィトン財団美術館の成り立ち

ルイ・ヴィトン財団美術館 FONDATION LOUIS VUITTON(フォンダシオン ルイ・ヴィトン)は、パリの中心から離れた部ブローニュの森に2014年10月にオープンしました。

この美術館を運営しているのは、モネ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン(LMVH)グループ。

20年以上かけて現代アートのメセナ活動(企業が文化、芸術支援のために寄付する活動)を行ってきましたが、その活動の結果がこのルイ・ヴィドン財団美術館の建設につながりました。

設計を手がけたフランク・ゲリー(Frank Gehry)は、ガラス、木、鉄骨、コンクリートという全く異なる素材を組み合わせて、まるで宇宙船のような独創的な建築物を作り上げました。

現代アートの美術館にぴったり!と外観を見ながら感心します。

圧巻の建物を見上げながら建物に近づきます。

でも建物に近づくほど、その大きさと珍しい形に驚きます。やっと銀色のおなじみのマークが見えました。その下がチケット売り場。

内部は地下1階から地上4階まで11の展示室があります。

2階の展示室に行く途中にとてつもなく背の高いバラが一輪、そびえ立っているのに出くわしビックリ!

不思議なことに1階を歩いている人たちは、このバラに気づかないみたいです。

展示室の移動にはエレベーターもありますが、階段で移動すると、美術館の裏側がわかり探検しているようで楽しいですよ。

3階と4階には複数のテラスがあり、美術館の構造を間近で観察できます。ガラスのカバーの裏側は木と鉄を組み合わせて支えられています。

 

異なる素材を組み合わせるってとても難しいだろうに。設計者のアイデアを実際に造り上げてしまう技術もすばらしいですね。

テラスに出て、ほっと一息、リフレッシュ。

美術館のお隣にあるジャルダン・ダクリミナシオン(Jardin d’acclimination)からの眺めです。

左側にデファンス地区の高層ビルが少し見えます。ほかのテラスからは、エッフェル塔やブローニュの森の景色が広がります。

刻々と変わるパリの風景の美しさを眺めることができるのも、この美術館のすばらしさのひとつだと思います。

 

建物に溶け込む現代アート作品

館内ではさまざまなジャンルの現代アートを対象に、ベルナール・アルノー個人のコレクションが常設展示されています。

また財団は、この美術館のために複数の作家に作品を依頼していますが、その作品も一般公開されています。

そのいくつかをご紹介しましょう。

地下1階の階段状の水庭

美術館正面に池があり、そこから地下1階に向かって水が階段状に流れていますが、地上から流れる水の様子を動画にしました。(クリック/タップで音が出ます)

流れる水に勢いがあって意外に面白い!

オラファー・エリアソンの作品

その水庭沿いの通路にあるオラファー・エリアソン(Olafur Eliasson-)の作品。

2面が鏡、1面が黄色いガラスのモザイクで覆われた三角柱が並んでいます。 LED照明で光を放ちながら万華鏡のような不思議な空間を造り出しています。

水庭の反対画から見ると、水面に写る光のおかげで幻想的な雰囲気になります。

アドリアン・ヴィジャール・ロハスの作品

屋上テラスにはアドリアン・ヴィジャール・ロハス(Adrian Villar Rojas)の作品。なにやら形が面白そうです。

世界中から集めた有機と無機質の素材をそれぞれの層で構成された彫刻が置かれています。横から見るとよくわかりますね。

さて、この美術館は現代アートばかりではなく、環境に配慮した試みも行っています。

そのひとつが100%電気で動く電気自動車をシャトルバスとして運行しています。次はかわいいシャトルバスをご紹介しましょう。

 

シャトルバス「ナヴェット」について

ナヴェットは、凱旋門近くから美術館までの往復を約15分で運行している小さなシャトルバスです。

定員20人ほどの小さなバスなので、人気のある企画展のときはすぐに満員になってしまいます。

行きの停留所はFondation Louis Vuitton が目印です。凱旋門近くのフリードランド大通り(Avenue de Friedland) にあります。

シャンゼリゼ通りにあるカルティエの角を曲がり数分歩くと広い通りに出ます。そこがこの大通りで、通りを渡ると停留所が見えます。

行きは凱旋門を半周しながら石畳にガタガタ揺られブローニュの森を通って美術館へ、帰りはブローニュの森の中の池を見ながら凱旋門へと戻りますが、車窓から眺める景色もステキです。

料金は往復で一人2ユーロ

去年までは乗車したら運転手さんに直接支払うシステムでしたが、現在は、チケットの予約が必要になりました。

ルイ・ヴィトン財団美術館の入館チケットと一緒にバスの往復チケットも予約購入すると便利ですよ。

それではチケットの購入方法を簡単にご案内しましょうか

 

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チケットの購入方法

ルイ・ヴィトン財団美術館のチケットの購入方法をスマホアプリを使ってご紹介します。

パソコンの公式ホームページからも予約購入の手続きはできますが、印刷する必要があります。

スマホアプリなら、言語を英語(フランス語や中国語も選択可能)に選択して、そのまま手順を進めれば印刷の必要はありません。

また現地でもスマホアプリを活用すると便利なので下記の使い方を参考にしてみてください。

①アプリをダウンロード
まずはルイ・ヴィトン財団美術館のFondation Louis Vuittonのアプリを下記のリンクからダウンローします。
iPhone/iPadアプリ⇒Apple storeでダウンロード
Androidアプリ⇒Google Play でダウンロード
アプリを起動すると、現在開催中の展覧会の画面がでます。

②画面左上のメニューボタン(白い横線)をタップ

下にスクロールすると4つのアイコンが並んでいます。それぞれをタップすると次のような情報がわかります。

  • i: この美術館の基本情報(住所、開館時間、休館日など)
  • 歯車:設定 (言語の選択など)
  • 電車:この美術館へのアクセス方法と地図が掲載
  • チケット:シャトルバスや美術館のチケットの購入

③歯車の形の設定をタップ 

設定で言語を選択。ここでは英語を選びます。

④チケットマークをタップ

タップすると、シャトルバス(往復)と美術館のチケットについて以下の説明があります。

  • シャトルバスは、美術館の見学者用であること、乗車の際にはあらかじめ予約したチケットを持参すること
  • チケットは、現在公開している企画展と常設展の両方を鑑賞できるものであること 

では、シャトルバスの購入をしてみましょう。

⑤シャトルバスの予約購入 

シャトルバス乗車には、有効なチケットを持参することが必要であること。また開館時間中は15分間隔で運行閉館時間の7分前のシャトルバスが最終バスであることが説明されています。

下の方にスクロールするとカレンダーが表示されるので希望日を選択しましょう。

⑥カレンダーで希望日を選択

カレンダーで希望日を選択します。休館日は毎週火曜日です。また1月1日と12月25日もお休みです。

たとえば、11月4日を選択してみます。

⑦乗車人数を選択

乗車人数を選択します。料金は往復で一人2ユーロ

ちなみに朝9時と表示されますが、週末は9時開館なのでそれに合わせています。

確認(confirm)をタップします。

シャトルバスのチケットが予約できました。では、④に戻って美術館のチケットを予約しましょう。

⑧④に戻ってExhibitions をタップ、見学日を選択

Exhibitionsをタップすると現在開催中の企画展の案内が表示されます。

この下をスクロールするとカレンダーが表示されるので見学日を選びます。

シャトルバスを11月4日に予約したので、ここも11月4日を選択。

⑨見学時間を選択

美術館を見学する時間を選択します。下にスクロールすると夜7時まで表示されます。

午後1時を選択しました。

⑩美術館のチケットを予約購入

チケットの料金は、一般は一人16ユーロ、26歳以下は10ユーロ、18歳以下は5ユーロです。26歳以下の人は身分証の携帯を忘れずに。

人数を選択したら確認(confirm)をタップしましょう。

次はアカウントを作成します。すでに登録済みの方は、メールアドレスと秘密の言葉でログインできますよ。

⑪新規アカウントを登録 

入力はアスタリクスのみでOKです。

チケット購入はクレジットカードで決済されるので、次はその情報を入力しましょう。

⑫クレジットカード情報を入力

画面の上部に支払い金額が表示されるので確認しましょう。販売と取引の一般的条件に同意する(I accept ~)にチェックを忘れずに。

入力が終わったら確認(confirm)をタップ。

⑬購入番号と購入日時が表示  

決済が確認されると、下記の場面に変わります。(なぜかフランス語表示になってしましました)

購入番号と購入日時が表示されます。領収書も添付されますのでタップして確認しましょう。

一番下のチケットをダウンロード(Tèlècharger votre billet) をタップします。

ダウンロードするとシャトルバスと美術館のチケットが表示されます。

10月30日は、実際に私が美術館に出かけた日です。

⑭シャトルバスの乗車チケット

⑮美術館のチケット お疲れ様でした!これでパリの寒空の下で長い列を並ばずにゆっくり鑑賞できますね。

予約時間から20分前後の範囲なら入館できると思いますが、入館前には必ずコートを脱いで手荷物検査があるので時間がかかります。

念のため、時間に余裕をみたほうがいいでしょう。

 

ルイ・ヴィトン財団美術館の基本情報

ルイ・ヴィトン財団美術館の基本情報をお知らせします。

ルイ・ヴィトン財団美術館(公式サイト日本語)
・住所:8, Avenue du Mahatma Gandhi 75116
・電話:01 40 69 96 00
・開館時間:11:00~20:00(月・水・木)、~20:00(金)、9:00~21:00(土・日)
・休館日:火曜(学校休暇期間以外)、1月1日と12月25日
・レストラン:ル・フランク(Le Frank) 一つ星レストラン
・メトロ最寄り駅:1番線「Les Sablons」ルイ・ヴィトン・フォンダンション(Fondation Louis Vuitton)方向出口から徒歩約15分
・入館料:16ユーロ、10ユーロ(26歳以下)、5ユーロ(18歳以下)、無料(3歳以下)※身分証明書が必要
・シャトルバス:一人2ユーロ(往復)
・シャトルバス停留所:シャルル・ド・ゴール広場(Place de Charles de Gaulle)とフリードラン大通り(Avenue de Friedland)の角。

 

8 Avenue du Mahatma Gandhi, 75116

 

まとめ

パリにはルーブル美術館やオルセー美術館など、たくさんの美術館やギャラリーがありますが、ルイ・ヴィトン財団美術館は現代アートを、今のアートに触れることができる最高の場所だと思います。

一つ星レストランもあるので、次回はそこで食事をしたいなあと思いました。

パリにいらしたら、ブローニュの森まで足を伸ばして、ルイ・ヴィトン財団美術館で現代アートを楽しまれたらいかがでしょうか。

 

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