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こんにちは、マダムソムリエです。

去年、母がパリに遊びに来たときに「動物の骨格の標本が見られるところはない?」と変わったリクエストをもらいました。

彼女は、毎月絵画教室に通いながら油絵を趣味で描いていますが、ある日、講師の方から「骨格をデッサンすると人物にもっと立体感が出ますよ。」とアドバイスをされたそうです。

「とりあえず動物の骨格ならデッサンできそうかな」と母は思ったとか。

「パリ 動物 骨格標本」とGoogle 検索すると、パリの自然史博物館の中にある古生物学と比較解剖学ギャラリーが出てきました。

てっきり動物園に見られるような動物の骨格標本だと私は想像していましたが、自然史博物館のウェブサイトを見てビックリ!

巨大な脊椎動物がずらりと展示されていたからです。

実際に真近で見たら、圧倒的な量と質で圧倒されました。母も驚きのあまり絶句していました(苦笑

自然科学に余り興味のない私たちでさえ、古代から現代までの脊椎動物の進化に「へぇー、すごいねえ」と驚いては関心し、まるで美術品のような原生動物の剥製に舌を巻きました。

自然界の多様なものが学べる、これぞまさしく博物館!

とにかく面白いパリの自然史博物館をぜひおススメしたくて、どんな博物館なのかをご紹介しようと思いました。

 

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自然史博物館の基本情報

自然博物館は、広大な植物園の中にあり、左側が自然史博物館、中央が植物園で右側が小さい動物のための動物園になっています。

所在地

36 Rue Geoffroy-Saint-Hilaire 75005 Paris

国立自然史博物館:36 Rue Geoffroy-Saint-Hilaire 75005 Paris

電話:01 40 79 56 01

アクセス

自然史博物館に行くには、地下鉄5番線または10番線のオーステルリッツ(Austerlitz)駅で降りるのが一番簡単です。その理由は広大な植物園の中に3つの最寄り駅があるから。

母とここを訪れる前にひとりで来たときは、最寄り駅をまちがえて広大な植物園を横断する羽目になりました。

オーステルリッツ駅(Gare d’Austerlitz)で下りたら出口2番(Sortie 2)から地上に上がると、斜め前に門が見えます。

 

開館時間と休館日

◎開館時間:午前10時から午後6時まで。(ただし入館は午後5時まで

◎休館日:毎週火曜日と5月1日

入場料

◎比較解剖学と古生物学のギャラリー:大人7€(子ども5€)

◎鉱物と地質学のギャラリー:大人6€(子ども4€)

◎進化の大ギャラリー:大人9€(子ども7€)

いずれも4歳未満は無料

★割引などはありません。(学割があり。ただしフランスの学生証提示が必要)

★入場料のチケットは、各ギャラリーの入り口で販売。進化の大ギャラリーだけは、入り口が正面建物の左を曲がった奥(黄色の矢印)になるので、すこしわかりづらいかもしれません。

★ユーロから日本円へ換算するといくらになるのか、為替は日々変動するので、こちらのウェブサイトが便利。

便利な外国為替レート計算機

★見学におススメの時間帯はお昼前後でしょう。午後3時を過ぎると、見学者が増え特に週末は入り口に長い列ができます。私はこの方法で出かける時間をチェックしました。

やり方はカンタン!google の検索窓に「パリ 自然史博物館」と入力して検索すると、検索結果の右側に「訪問者数の多い時間帯」と表示がでます。

実際に調べたのは月曜日のお昼だったので、その時間のグラフが赤くなります。ひと手間ですが、ゆっくり見学したいときは参考になるでしょう。

それではいよいよ、自然史博物館をご案内いたしましょう。

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自然史博物館の3大ギャラリー

フランスの自然科学の殿堂といわれる自然史博物館は、今から約400年前の1635年、ルイ13世が「王立薬用植物園」を創設したことから始まります。

その後フランス革命により王立植物園は一般に開放されると、国立自然史博物館として1739年に開館されました。

古生物学と比較解剖学のギャラリー

古生物学と比較解剖学のギャラリー(Galerie de Paléontologie et d’Anatomie comparée)は、1階と2階にそれぞれ分かれています。

1階の比較解剖学ギャラリーに入るや否や、骨格標本の群れに圧倒されます。

魚類や鳥類、爬虫類や哺乳類に至るまで骨の進化をみることができます。

 

フロアの両側の壁には棚が並び小型の骨格標本が収められています。

ホルマリン漬けの標本もありこれはグロテスクで苦手でした。

中2階に上がると、下からだけではなく上からも骨格標本を眺めることができます。本当に圧倒されスゴイです。

 

2階の古生物学ギャラリーでは、巨大な恐竜やマンモスの化石が展示されています。その大きさといったらとてつもない!!

 

鉱物学と地質学のギャラリー

鉱物学と地質学のギャラリー( Galerie de Minéralogie et de Géologie)には鉱物類の標本60万点ほどが展示されています。

なかには世界でひとつの巨大な水晶や、かつては王のコレクションだった宝石類のコレクションもあるそうです。

独自の分類法をもつ分類学としての鉱物学を発見することもできるらしく、鉱物学専門家には魅力的でたまらない場所でしょうね。鉱物学は難しそう。

 

進化の大ギャラリー

1991年に改装された進化の大ギャラリー(Grande Galerie de I’Evolution)は生物の進化について学ぶことができます。

建物は中央が吹き抜けになっていて、下に海の生物、上に陸の生物が展示されています。

この巨大なイカは、いったいどのくらいの量の墨をはくのかしら。

 

古生物学と比較解剖学のギャラリーは、自然光の古風な感じでしたが、こちらは照明を落した薄明かりの中、最新技術をつかった展示がされています。

原生動物の復元模型(剥製!)で行進するもようは、本物そっくりの迫力があります。自然界の多様な動物たちの共存を表しているのでしょうか。

子どもたちには大人気!大人たちも何気に興奮しています(笑

ここで同ギャラリーを一部公開している動画を見つけました。3分40秒とちょっと長いですが、雰囲気を味わえると思います。(クリック/タップすると音が出ます)

このほかに絶滅危機動物と絶滅動物(250種)を集めた部屋もあり、教育効果はとても高いと思いました。

 

まとめ

パリ市内の広大な植物園(5区)の中にある自然史博物館内3つのギャラリーをご紹介しました。

  • 古代生物学と比較解剖学のギャラリー
  • 鉱物学と地質学のギャラリー
  • 進化の大ギャラリー

◎アクセス:地下鉄5番線または10番線でオーステルリッツ駅下車、出口2番

◎開館時間:午前10時から午後6時まで(入館は午後5時まで) / 休館日:毎週火曜日と5月1日

◎入場料:以下のとおりですが、4歳未満は無料です。

  • 比較解剖学と古生物学のギャラリー:大人7€(子ども5€)
  • 鉱物と地質学のギャラリー:大人6€(子ども4€)
  • 進化の大ギャラリー:大人9€(子ども7€)

学校の授業だったり親と一緒だったり、子どもたちがこの自然史博物館を楽しんでいる様子をよく見かけました。

係りの人によると古代生物学と比較解剖学ギャラリーではデッサンの授業に使われたりしているそうで、母はうらやましそうに聞いていました。

自然史博物館は、何度でも足を運ぶ価値のあるすばらしい文化施設だと思います。

美術館もしかり、フランスの文化施設の奥深さに改めて感心しました。

パリに旅行にいらっしゃったら、自然史博物館の見学も予定に加えてみてはいかがでしょうか。とっても楽しいです!

 

 

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