こんにちは、マダムソムリエです。
今日は、パリ市内でよく見かけるコインラインドリーの使い方をご紹介します。
旅行者のみならず、地元の人たちも、コインラインドリーにはよく通います。
家に洗濯機があっても、外干し厳禁のパリです。室内だけでは、なかなか乾きません。特に、晴れ間の少ない秋から春先にかけては、乾燥機の前に列ができるほど込み合います。
では、近所に、たとえばホテルの近くに、コインランドリーはどこにあるのか、PCで見つける方法があります。
まずコインラインドリーは、フランス語で『ラベリ・リーブル・サービス』(Laverie Libre Service)といいます。
コインランドリーを見つけよう
パリはあちこちにコインランドリーがあるので、フランスのイエローページで検索してみましょう。下の画像はそのページにです。
QuiのところにコインランドリーのLaverie Libre Service、OùのところにParis と郵便番号を入力するとでてきます。
たとえば、ホテルやアパートの住所がパリの3区なら、Paris 75003 となります。パリの10区なら Paris 75010 と入力します。
シーツや毛布などの大きな洗濯物はコインランドリーでお洗濯して乾燥機にかけるのに便利ですね。
特に雨の日が続くと乾燥機を利用する人で順番待ちになるほどです。
小銭を用意しよう
ところで、コインランドリーに出かける前にひとつ注意することがあります。
それは『小銭を用意すること』です。お札を両替したりお札でお釣りがでてくるような便利な機械をあまり見かけないからです。
じゃあ、どのくらい小銭が必要かというと、大人2人で4-5日分の洗濯物なら7ユーロくらいでしょうか。
どのコインランドリーも入り口に料金表のような看板があります。
洗剤を持参すれば6ユーロ。脱水がやさしめなので、私は乾燥機を2回まわします。なので7ユーロになりました。
洗濯機の使い方
洗濯機は小さくスタンダードサイズ(洗濯物6kg)でたいていは大丈夫です。上の写真はスタンダードサイズの洗濯機です。1人で2週間くらいの滞在分ならこのサイズで十分でしょう。
洗剤をもっていないときは支払機で買います。21番が洗剤で22番が柔軟剤です。洗剤は丸い形のものが1セット2個出てきますが洗濯1回分になります。
洗濯機の手前を引くと引き出しが出てきます。左側に洗剤、右側に柔軟剤を入れます。
次に水温調整です。
上の表によると水温が高くなると洗濯時間が長くなるようですが、95度で洗ったらさすがに洗濯物が縮んでしまうのでは、と心配になります。普通は40度で十分です。水温は洗濯機の右側になるダイヤルで調整できます。写真では90度になっていますね。
さて、このままでは洗濯機は動きません。お金を払いに行きましょう。
支払機の使いかた
洗濯機の番号+#を押すと金額表示が出るので小銭を投入します。上の洗濯機の場合は10#と押します。 #10と押してお金を入れても動きませんのでご注意ください。私はときどき押し間違いをします。
お金を入れると洗濯機がスタートします。洗濯時間が表示されるので、終わるまで買い物に行ったり近所を散歩したり。さて、洗濯機が止まったら、鍵の付いた黄色のボタンを押せば扉は開きます。
乾燥機の使いかた
乾燥機を使うときは、扉をあけて洗濯物をそのまま乾燥機の中にいれるだけです。
支払機に乾燥機の番号+#を押すと料金が表示されます。上の場合なら 16# を押します。1回10分で1ユーロです。厚手のものや洗濯物の量が多いからもっと乾燥させたい、という場合、2回分を続けて支払機で払えばOKです。
乾燥機を使うと早く乾きますが、色あせや縮みが気になるので一長一短ですね。