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こんにちは、マダムソムリエです。

今回ご紹介するワインの産地は、南フランスは地中海沿岸地域に広がる、ラングドック・ルション地方です。

私がワインの専門輸入会社に勤めていたころ、この地方の赤ワイン、フィトゥーが大好きでよく飲んでいました。ブラックベリーの香りとどっしりと力強い味わいでまるで地酒のよう。なので、この地方にはちょっと思い入れがあるんです。

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ラングドック・ルション地方

この地方は、地中海性気候の暑くて乾燥した天候のおかげで、ぶどう栽培に適し古代よりワインが生産されています。かつては地酒の安いなワインの生産地が多かったですが、近年は栽培方法の改良で品質の良いワインが増えています。土壌は、多くが片岩や石灰質土壌。

この地方は、天然甘口ワインの生産地としても有名です。

3つの地域に分けて、それぞれ主なAOCワインをご紹介しましょう。

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AOCについて

 

by www.french-wine-jiten.com

 

北部ラングドック地域

コトー・デュ・ランクドック(Coteau du Languedoc)

小さな生産地を総称したAOCです。
いろいろな種類のヴァン・ド・ペイ(Vins de Pays)(地酒)が生産されていますが、安ワインによくある酸味や渋さはないです。

赤ワインは豊かなカシスなどの果実の香りとまろやかな味わいを楽しめるので、人気のワイン産地です。ロゼも質の良いワインが造られています。

by avis-vin.lefigaro.fr

サン・シニアン(St-Chinian)
ヴェンヌ山脈のふもとで岩だらけの石灰質土壌の土地にぶどう畑が広がります。
赤は松やエニシダの香りのある、力強い個性的な味わいが特徴。ボージョレヌーボの製法として知られるマセラシオン・カルボニック製法でつくられたものはたっぷりの果実味にまろやかな味わいを楽しめます。白ワインも品質の良いものが多いです。

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南部ラングドック地域

コルビエール(Corbieres)

山岳地帯の中の僅かな土地にぶどう畑が点在しています。このフランスで一番の乾燥地帯で独特の赤ワインが生まれます。スパイスの香り、果実の濃い甘さに厚みのある味わい。ラングドック地方でも出色の赤ワイン産地と言われています。

フィトゥー(Fitou)

フィトゥーで製造されるのは赤ワインのみで、この地域特有のブドウ品種のカリニャンとグルナッシュから、濃いルビー色と重厚な味わいの熟成タイプに仕上がります。ラングドック・ルション地方ならではの個性的なワインです。

フィトゥ-のぶどう畑 by epicuvin.com

ブランケット・ド・リムー(Blanquette de Rimoux)

リムーは、ピレネー山脈とコビエール山脈に挟まれた高台でぶどうが栽培されています。

ブランケット・ド・リムーは、発泡性ワイン。シャンパンと同じように、瓶内二次発酵方式で造られています。モーザック、シュナブラン、シャルドネのブドウ品種で醸造。とくにモーザック100%で造られたものは、色合いが金色っぽい黄色、口当たりは滑らかでリンゴのような香りがします。

シャンパーニュ地方以外の発泡性ワインは、クレマン(Crémant)やヴァン・ムスー(Vin Moussoux)などと呼ばれますが、ラングドック地方では昔からブランケット(Blanquette)と呼ばれています。

 

ルション地域

フランスのもっとも南にあり、スペインと国境を接するルション地方は、バルセロナに次いでカタロニア文化の影響が強い、独自の文化を持っています。フランスというよりスペイン色が強い地域です。

コート・デュ・ルション(Coteau du Loussillon)

地中海気候の影響を受け、ピレーネ山脈のふもとでぶどうが栽培されています。主に赤ワインが生産され、ベリーの香り、果物の酸味とタンニンのバランスがとれた味わいと後口が長いのが特徴です。爽やかで果実の香り高いロゼワインも造られています

コリウール(Collioure)

ブドウ品種、グルナッシュから、赤ワインが生産量は少ないですが造られています。天然甘口ワインで有名なバニュルス(Banyuls)が醸造されています。

コリウールのぶどう畑 by tonio.72.free.fr

 

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