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こんにちは、マダムソムリエです。

今日ご紹介するフランス南西地方のワインは、ボルドー地方に隠れて知名度は小さいけれど、ワイン醸造の歴史は古く、実は個性的なワインが多いのです。私の大好きなカオールのワインもこの地方で醸造されています。

by www.french-wine-jiten.com

上記地図にあるとおり、この地方のワイン産地は、ボルドーのガロンヌ河とトルトーニュ河の両岸、ガロンヌ支流のロット川とタルン川流域、さらにバスク・ピレネー地方と広い範囲にわたり3つの地区に分かれています。もちろん、それぞれに個性的なすばらしいワインを楽しむことができます。

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ベルジュラック(Bergerac)地区

ボルドー地方の東側に位置します。ブドウ品種はボルドーとほぼ同じもので栽培。赤ワインにはカベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルローとマルベック白ワインにはソーヴィニョン・ブラン、セミヨンとミュスカデ

ボルドーワインと比べて、高い品質のわりに手ごろな値段のワインが多いです。

この地区は小さな村ごとにAOCワインを造っています。

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AOCについて

 

◎モンバジヤック(Monbazillac):ボルドーのソーテルヌに似た極甘口の貴腐ワインを生産

◎ソーシニャック(Saussignac):モンバジヤック同様に貴腐ワインを生産

◎ロゼット(Rosette):やや甘口の白ワインを生産

◎モンラヴェル(Montravel) :柑橘類の香り豊かな辛口白と熟成タイプの赤ワインを生産

◎オー・モンラヴェル(Haut-Montravel):極甘口で熟成タイプの白ワインを生産

◎コート・ド・モンラヴェル(Côtes de Montravel):複雑なアロマと軽やかな花の香りが特徴のやや甘口の白ワイン。

カオール・ガイヤック(Cahors・ Caillac)地区

ロット川流域にあるカオール地区でのAOCワインは、赤ワインのみを生産しています。

◎カオール(Cahors):ブドウ品種オークセロワを70%以上で醸造した、色合いの濃い赤ワインが特徴です。「黒ワイン」とも呼ばれ西南地区で最も有名なワイン。

◎ガイヤック(Gaillac):フランスのもっとも古いぶどう栽培地のひとつ。この地区では多種多様なブドウ品種が栽培されているので、AOCワインもさまざまです。 赤ワインは、色合いの濃い、ボディのしっかりしたスパイシーな味わい。白ワインは辛口から甘口まで揃っています。ロゼワインや発泡性ワインも醸造されています。

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バスク・ピレネー(Basque・Pyrénées)地区

独自の文化を持つバスク地方でのぶどう栽培の歴史は古く、中世時代になって盛んになりました。

またピレーネ山脈のふもと、大西洋からの暖かい空気が流れ込む気候に恵まれ、さまざまなブドウ品種が栽培されています。

この地区の主なAOCワインを2つあげましょう。

◎マディラン(Madiran):ブドウ品種は、タナー、カベルネ・ソーヴィニヨンとカベルネ・フラン。濃い色合い、フランボワーズの香り、がっちりした骨組みタンニンが強い男性的な赤ワインを生産しています。出来の良い年は10年以上も熟成することができるとか。

◎ジュランソン(Jurançon):辛口白ワインと遅摘みの甘口白ワインのみが生産されています。ジュラソンのガスコーニュ地方はフォアグラの名産地であり、アペリティフとして地元では親しまれています。

バスク地方のぶどう畑 by www.veltra.com/jp/
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