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パリにも春がやってきた

 

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こんにちは、マダムソムリエです。

夫と彼の大好きなコメディ映画を見ました。

“Il a deja tes yeux “ コメディですが、笑いの中にしっかりと社会問題を扱っている興味深い作品。

by http://www.allocine.fr/film

日本公開予定があるのかどうかわかりませんが、もしあれば、おススメの映画です。

 

やっと赤ちゃんが来たら

ある日、養子縁組を熱望していたアフリカ系夫婦に1枚の赤ちゃんの写真が手渡されたところから、物語が始まります。

その写真は、生後4ヶ月金髪青い目の男の子だったことから、家族中で大騒ぎ。特に妻サリの両親はナイジェリアからの移民孫がまさかの白人と知り、ビックリ仰天の大反対!まあ、そうですよねえ。フツーに考えたら。

しかもナイジェリアの伝統では長男の名前はオスマンで決まり!

なのにその男の子の名前はベンジャミンとすでに名づけられていたので両親は納得できません。

さらに、養子縁組のソーシャルワーカーはアフリカ系夫婦が白人の子どもを育てていくのは実際には難しいだろうと、何度も家庭訪問するので、夫婦にとってはストレスがたまる一方。

友人の白人夫妻にアフリカ系の養子がいても不思議に思われないのに、逆だとなぜ?

サリがベンジャミンと公園に行くと、周囲から自分が母親とは信じてもらえず、あなたベビーシッターでしょう?母親なんてありえないと笑われひどく傷つきます。

なぜなら、こちらでは、ベビーシッターは主にアジア系やアフリカ系の人たちの仕事だからです。

そんなある日、サリの母親が預かったベンジャミンを友人のベビーシッターに預けたことから警察沙汰になり大騒動に。
最後は涙のハッピーエンドに終わるのですが・・

 

誤解や差別は明らかにするフランス社会

フランスでは年間約4000人の養子縁組がされ、そのうち約3分の2が外国籍の子どもたち。日本では養子をあまり公言しない風潮ですが、ここでは、養子縁組は秘密にすることではなく「私は養女なの」と話す子どももいます。

それでも、移民大国フランスでも、肌の色で今でも誤解や差別を受けたりすることがあります。でもその誤解や差別を隠すことなく、明らかにすることで、社会全体が知識を共有し理解する方向に少しずつ進んでいくように感じます。それがフランス社会の強さではと私は考えます。

親と子どもの肌の色が異なっても、国籍が違っても、親の子どもへの愛情はかわらないし、自分を愛してくれると感じる子どもの感情も変わらないんだ、ということがよくわかった作品でした。

あー、この映画を日本で上映してくれる配給会社ないかしら。ぜひぜひ見てほしいです。

とりあえず、予告編を見ただけでも、面白そうな予感しません?笑 ベンジャミン役の赤ちゃんがとってもウマイ

 

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